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沖縄県内でも年々増加している、オール電化住宅。
新築やリフォームを予定されている方の中にも、「オール電化」を検討されている方は多いのではないでしょうか?
オール電化住宅の場合、キッチンには「IHクッキングヒーター」を使用します。今までIHクッキングヒーターを使ったことのない方は、火力や使い勝手に不安を感じるかもしれません。
実は、昔のキッチンにあった電気調理器や100VのIHクッキングヒーターを一般的な「IHクッキングヒーター」と勘違いして、「IHクッキングヒーターは火力が弱い」、「調理に時間がかかる」と誤解している方が多くいらっしゃいます。
現在のIHクッキングヒーターの機能や使い勝手は良くなり、光熱費が節約できたり、掃除が簡単だったりと魅力がたくさんあります。正しい知識で自分の家庭には、IHクッキングヒーターが合っているのか、ガスコンロが合っているのか検討してみてください。
ここでは、IHクッキングヒーターのメリット・デメリットやガスコンロとの違いを説明いたします。
オール電化とは、キッチンやお風呂、洗面などにお湯を供給するための「給湯設備」や料理をするための「厨房設備」、クーラーや暖房などの「冷暖房設備」の熱源をすべて電気でまかなう住宅のことをいいます。
IHクッキングヒーターとは、火を使わずに電気で鍋を発熱させる調理器具です。
高火力、温度調整が簡単、フラットでお掃除がしやすいなどの特徴があります。また、火を使わないので小さなお子さまや年配の方がいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけます。
電気を使ったコンロといえば、写真のような電気コンロを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
IHクッキングヒーターと電気コンロは、電気で鍋(料理)を温めるという点では同じですが、温め方や火力に大きな違いがあります。
このタイプの電気コンロは、一般的に火力が強火で600Wほどしかなく、調理するというより、鍋を保温するものでした。
電気コンロはヒーター部分に電気を流し、徐々に温めて熱を発生させる仕組みです。温まるまでにかなりの時間がかかってしまい、火力の調整も難しいです。
対して、「IHクッキングヒーター」は、磁力線に電流を流して、調理器具自体を発熱させる仕組みです。火力は電気コンロの2倍以上の1400W~1600Wで、料理を作る上で十分な火力を備えています。
また、火力や設定温度が数値化されているので火加減の調整も簡単です。
IHの火力を心配されている方の中には、「100V」のIHクッキングヒーターを想像されている方が多くいらっしゃいます。
実は、IHクッキングヒーターには100Vと200Vのタイプがあります。
違いは「一度に使うことのできる電圧」で、一般的に新築やリフォームの際に導入されるのは「200V」のIHクッキングヒーターです。
100Vに比べ、200VのIHクッキングヒーターは火力が強く、一般的なガスコンロと比較しても高火力なのです。
IHクッキングヒーターの使い勝手良さは、一般家庭だけでなく、業務用としても普及拡大しています。IHは火力や温度が数値化されているため調理品質の均一化を実現することができます。また、ガスコンロと比べて油汚れが少なく、掃除がしやすいため、キッチン環境改善にも貢献します。
参考:パナソニック 業務用IHクッキングヒーター
https://panasonic.biz/appliance/cold_chain/cooker/chefseye.html「IHクッキングヒーター」を使っている料理のプロ達に魅力を深掘り!
プロも納得!ラクトクIHクッキングヒーター!(動画リンク)
キッチンをIHクッキングヒーターとガスコンロ、どちらにするかお悩みになる前に、それぞれのメリット、デメリットを理解しましょう。
200VIHクッキングヒーターの火力は家庭用ガスコンロ(ハイカロリーバーナー)以上です。IHは鍋を直接発熱させるため、エネルギーの伝達ロスが少なく熱源をムダにしません。そのため、調理時間が短縮され電気代もお得になります。
調理例のように、IHクッキングヒーターの1日の電気代は約30円程度で、1ヵ月の電気代は1,000円弱です。
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次にガスコンロのメリット、デメリットについて説明していきます。
ガスコンロは、IHクッキングヒーターより歴史が長く、多くのご家庭で使用されております。多くの機種があるため、様々な機種や広い価格帯が魅力です。特に新築でプロパンガス併用住宅とする場合、「無償貸与契約」にすると、初期費用を安くすることができます。
「無償貸与契約とは」
配管工事費やガス給湯器、ガスコンロの機器代などの初期費用をガス会社に負担してもらう代わりに、10~15年程度の貸与契約を結ぶ方法です。
この場合、初期費用が0円になる代わりに、「ローン」のような形で毎月の料金に上乗せして支払うことになるため、月々のガス料金が割高になる場合があります。
IH、ガスコンロのそれぞれのメリット・デメリットを理解いただけましたでしょうか。
ここでは、IHクッキングヒーターとガスコンロ、それぞれどのようなご家庭に向いているのか簡単にまとめてみました。
沖縄では、お祝い事や親戚の集まりで、大鍋を使った料理を頻繁に作るという理由で「ガスコンロ」を選ばれる方もいらっしゃいます。(一般的なIHクッキングヒーターは直径26㎝以上の鍋は使用不可)
しかし、最近では直径30cmの鍋まで使用できるIHクッキングヒーターも登場しており、夏場に大鍋を使って、煮物や汁物、天ぷらを作っても涼しく調理ができるとIHクッキングヒーターの人気は高まっています。
オール電化住宅の新築やリフォームを検討する際には、IHクッキングヒーターが自分に合うのか、実際に体験してみることをおすすめします。
まだ、IHクッキングヒーターを使ったことが無い方は、是非、使い勝手や火力を体感してみてください。
オール電化体験施設『カエルぴあなは』では無料でIHクッキングヒーターの調理体験、調理器のアドバイスを行っています。お気軽にご来館、お問合せください。
沖縄電力オール電化体験施設「カエルぴあ なは」について詳しくはこちら
カエルぴあ案内ページへ⇒https://www.kaeru.tv/exp/information/index.html
web来館予約はこちら⇒https://bit.ly/3lF8o8Kこれから新築予定の方やアパート、マンションの引越し、賃貸物件建設のオーナーさんなど、生活の中で毎日使うライフラインで、「オール電化にするか、ガス併用にするか」お悩みの方はとても多くいらっしゃいます。オール電化とガス併用のどちらがあなたに一番合うのかを知るために色々な観点から比較してみました。
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