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オール電化住宅を新築した時に後悔したこととは?

これからオール電化住宅を新築する方へ、新築後に、「あーすれば良かった、こうすれば良かった」と後悔する点が出てくることがあります。

住宅購入は一生に一度か二度あるかないかの大切で大きな買い物です。大きな買い物であるからこそ、購入後に後悔、失敗しないためにも、オール電化住宅のよくある後悔例やポイントを知っておきましょう。


オール電化住宅新築で後悔するポイントとは?

導入コストとランニングコストを比較する

オール電化住宅を新築する際に、給湯器はエコキュートか電気温水器のどちらかを選べます。導入コストは電気温水器が安いですが、光熱費(ランニングコスト)はエコキュートが安くなります。


エコキュートにかかる電気代は電気温水器と比べ、約3分の1になります。以下の表のように、参考導入価格で試算した場合、4年でエコキュートがお得になります。

機器費用 電気代/月 電気代/年 電気代/4年間 機器代+電気代
電気温水器
370L高圧型
130,000円 3,168円 38,016円 152,064円 282,064円
エコキュート
370L
220,000円 891円 10,692円 42,768円 273,460円

エコキュート熱効率:320%、電気温水器:90% エコキュート:79.68kWh/月、温水器:283.32kWh/月
沖縄電力Eeホーム契約 夜間時間11.18円/kWhを使用して試算しております。


給湯器は毎日長期間使うものです。導入コストよりランニングコストで選ぶことをおすすめします。


オール電化向け料金プランの選び方

沖縄電力のオール電化住宅向けの電気料金プランは2つあります。


平日に電気のご使用量が少ないご家庭向き(共働き世帯など)

【Eeホームホリデー】

  単位 料金単価
基本料金 1契約につき 1,650円
電力量料金 昼間時間
(デイタイム)
夏季 1kWhにつき 39.37円
その他季 1kWhにつき 35.88円
生活時間(リビングタイム) 1kWhにつき 27.20円
夜間時間(ナイトタイム) 1kWhにつき 11.18円(従量電灯プランより約60%※1お得)

【令和元年10月1日実施】

※1「従量電灯」の120kWhをこえ300kWhまでの単価28.49円/kWhとの比較です。


  • ※「夏季」とは、毎年7月1日から9月30日までの期間をいいます。「その他季」とは「夏季」以外の期間をいいます。
  • ※「昼間時間」とは、平日(月曜日から金曜日まで。ただし、「土・日・祝日等」を除きます。)10時から17時までの時間をいいます。
  • ※「生活時間」とは、平日では7時から10 時、17時から23時、「土・日・祝日等」の7時から23時の時間をいいます。
  • ※「夜間時間」とは、「昼間時間」および「生活時間」以外の時間(23時から7時)をいいます。
  • ※「土・日・祝日等」には、振替休日、1月2・3・4日、5月1・2日、12月30・31日を含みます。
  • ※「Eeホーム」、「Eeらいふ」および「Eeビジネス」の2019年度〜2020年度における休日扱い日等の設定について
  • ※ 料金単価は、消費税相当額などを含めた税込み単価となっています。

平日の日中(10~17時)に電気のご使用量が多いご家庭向き(高齢者世帯や専業主婦世帯など)

【Eeホームフラット】

単位 料金単価
基本料金 1契約につき 1,650円
電力量料金 昼間時間(デイタイム) 1kWhにつき 29.15円
夜間時間(ナイトタイム) 1kWhにつき 11.18円(従量電灯プランより約60%※1お得)

【令和元年10月1日実施】

※1「従量電灯」の120kWhをこえ300kWhまでの単価28.49円/kWhとの比較です。


  • ※「昼間時間」とは、毎日7時から23時までの時間をいいます。
  • ※「夜間時間」とは、「昼間時間」以外の時間をいいます。

沖縄電力 電気料金メニューのご案内はコチラ

https://www.kaeru.tv/cost/costmenu/index.html#ap01

ご家庭のライフスタイルにあった電気料金プランを選ぶために、専門スタッフへ相談し、必ず料金シミュレーションを行いましょう。

オール電化光熱費シミュレーションページへ⇒https://www.kaeru.tv/plan/cost/simulation/

オール電化機器の選び方について

オール電化住宅にする際に、エコキュートやIHクッキングヒーターの導入が必要です。これらの機器選びは、ご家庭のライフスタイルや将来性を考えて選ばなければ、無駄なコストが発生する場合もあります。後悔しないための機器選びについてご説明します。


エコキュートの選び方とは

エコキュートのタンク容量の選び方は、世帯人数に対しておすすめされています。

家族人数 貯湯容量
2~4人家族 180L・200L・300L
3~4人家族 370L
4~5人家族 430L・460L
5~7人家族 550L

しかし、お風呂に入る回数が多い、お湯を多く使う、将来家族が増える可能性がある、宿泊するお客さんがいるなどの要件がある場合は、それぞれの要件に合わせてタンク容量を決めましょう。


ただし、貯湯タンクユニットの容量=使用できるお湯の量ではありません。実際に使いたい温度(42℃前後)のお湯を貯めるわけではなく、もっと高温(55~60℃)のお湯を貯めています。使用する際に貯湯タンクユニットのお湯に水を足して適切な温度にして出湯します。そのため、貯湯タンクユニットに入っているお湯以上にお湯を使うことができます。

タンク使用可能湯量

タンク容量:460L、タンク内温度:55℃、給水温度:15℃、使用温度42℃の場合

460Lタンクの使用可能湯量

※使用可能湯量はあくまでも目安です。給水温度は地域や住宅構造、気象条件によって水温は異なる場合があります。


できるだけお湯を多く使いたい、万が一のために多めのお湯を貯めておきたい方は設定温度を高めにすることで、使えるお湯の量を増やすことができます。


エコキュートについての詳しい説明記事はコチラ

【オール電化の電気代が安くなる理由はエコキュートにあります】

IHクッキングヒーターの選び方

IHクッキングヒーター選びに失敗すると、調理に時間がかかる、作りたい料理が作れないなど、使い勝手が悪くなり、後悔する可能性があります。IHクッキングヒーターにも様々な種類があり、キッチンサイズや調理目的にあったものを選ぶ必要があります。IHクッキングヒーターの調理のしやすさによって、家事負担が変わりますので、ご自身にあったIHクッキングヒーターを選びましょう。


設置タイプ ビルトイン型 据置型
コンロの数 3口IH
2口IH+1口ラジエントヒーター
2口IH 2口IH 2口IH+1口ラジエントヒーター
天板サイズ 75cm
60cm
65cm
45cm 59cm
60cm
60cm
グリル 有と無がある

IHクッキングヒーターは、鉄・ステンレスなどの鍋がおすすめです。基本的に鍋底に磁石がつくものは使用できます。また、ラジエントヒーターを搭載したIHクッキングヒーターは土鍋や耐熱ガラス鍋が使えるなど、ヒーターにも違いがあるため、お使いになりたい鍋に合わせて、タイプを選びましょう。


天板サイズについて、コンパクトタイプのシステムキッチンを選んだ方は60cm、大きめのシステムキッチンを選んだ方は75cmのIHクッキングヒーターがおすすめです。キッチンの広さや調理で使用する鍋の大きさで天板サイズを選びましょう。


IHクッキングヒーターを初めて使う方は、ガスコンロとの使い勝手の違いに最初は戸惑います。カエルぴあなはでは、各メーカーのIHクッキングヒーターを使用した調理体験もできます。使い方に慣れる、家事が楽になる方法が分かるので、是非カエルぴあなはへご来館ください。


カエルぴあなは案内ページへ⇒https://www.kaeru.tv/exp/information/index.html

web来館予約はこちら⇒https://bit.ly/3lF8o8K

IHクッキングヒーターの停電対策にカセットコンロを常備する

災害による停電が発生した場合、IHクッキングヒーターが使用できません。防災対策も兼ねて、カセットコンロを常備することをおすすめします。カセットボンベは世帯人数により備蓄本数が変わります。以下のサイトを参考に準備しておきましょう。


参考:岩谷産業株式会社「ご存知ですか?カセットボンベとカセットこんろの備蓄について」

http://www.i-cg.jp/topics/campaign_bousai/

新築でよくある失敗点

オール電化住宅の新築で後悔する他、注文住宅の新築で失敗、後悔することがあります。新築で後悔しないためのよくある失敗例についてまとめました。


省エネ構造になっていない

新築住宅で電気代が高くなる原因の一つに、住宅の省エネ性能(断熱、日射遮蔽、気密)が関係します。省エネ性能が低い住宅の場合、夏場は室温が下がりにくくなり、エアコンの使用時間が長くなります。また、冬場は室温が低くなるため、暖房器具の使用時間が長くなるため、電気代が高くなります。


住宅の間取りや構造仕様で後悔しないために、良い家を作るための情報を集めましょう。


参考:経済産業省 省エネ住宅とは

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/

コンセントの位置や数

家電を使いたい場所にコンセントがなく、数が足りないといった後悔があります。コンセントが適切な位置になく、タコ足配線にする、延長コードを使用して家電を使用するため、家の中がごちゃごちゃするといった失敗例があげられます。また、タコ足配線や延長コードを多く使用することで、火災が発生する原因にもなります。

タコ足配線

家電を置く場所を決め、適切な数のコンセントを設置するように、建築士や設計士と確認しながら決定しましょう。


オール電化住宅新築にして良かった点

オール電化住宅を新築して良かったというお声をたくさんいただいています。

オール電化新築事例

その他、お客さまの声(戸建住宅編)はコチラ

https://www.kaeru.tv/user/personal/index.html

「IHは温度を細かく調節できて、設置した温度を一定に保てるから、揚げ物も簡単。お湯もあっという間に沸騰してビックリです」。台所仕事の最中に子どもたちがそばに来て、お手伝いをしたりおしゃべりしたりするときも、火を使わないから手を休めることなく安心して過ごせます。キッチン横の勝手口から風が入ってきても、火が立ち消えする心配もいりません。」


「蛇口をひねれば、いつでもすぐに適温のお湯が出るので便利です。熱いお湯がタンクにキープされているので、断水や停電になっても安心」


「以前のガスコンロでは、夏場のお料理は暑くて大変でした。電気だとこんなに快適なんですね」
「割安な夜間の電力を使ってお湯を沸かすので、以前より光熱費も安く抑えられています。」

など、多くのお客様に喜びの声をいただいております。


これからのオール電化住宅に求められることとは

オール電化住宅は、これからも進化しつづける家電や住宅設備に柔軟に対応できる点があります。例えば、電気自動車に対応した充電ポータルの設置やスマートホームに対応した住宅設備との相性も良いです。


オール電化住宅新築で失敗しないために専門スタッフへ事前に相談することから始めませんか。是非、カエルぴあなはへご相談、ご来館ください。

カエルぴあなは案内ページへ⇒https://www.kaeru.tv/exp/information/index.html

web来館予約はこちら⇒https://bit.ly/3lF8o8K

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